タイトルの通り畑仕事をしていたある日の昼前、突然遠くからおじさんが歩いてくる。
家が道端なので仕事をしていれば遠くからでも姿が見えるのだ。
「おくさ〜〜〜ん!おくさ〜〜〜〜ん!」
遠くから声がするので振り返ってみると、おいでおいでのジェスチャーをしているのでとりあえず、マルチ張りをしていたのだが中断しておじさんのそばまで行く。
どうやら自分が今歩いてきたところにイノシシがいて、目があったらしい。それを興奮気味に報告してきたのだ。
私が罠や銃の免許を持っている事を近所の人や地区の人はすでに知っているの出こうやって話しかけて来てくれるのだ。ありがたい・・・・いやちょっと迷惑・・・・。
自分が通ってきたところに罠をかけておいた方がよいという助言だった。
ちょっとした世間話もしたのだが、これがまた何を言っているのかわからない・・・。
ここは日本、大分、そして竹田だよね??同じ竹田弁だよね??
と何回も心の中で繰り返しながら聞いた。言葉の端々でなんとなく内容を掴んでだいたい返事をして一旦会話が終わった。
おじさんはオヒシバというイネ科の草を一本手にもって散歩??田んぼの見回り???していたと思われる。
草を持ちながら昼間から何をしていたのかは謎だが・・・とかなんとか考えていると甘かった・・・。
終わったかと思った会話がまだおじさんのなかでは続いていたらしく、今度は遠くから話してくる。距離があるので本当に何言ってるかわからなくてもう雰囲気だけで相槌をうった。とりあえず話の間でうまく聞いているそぶりをしたのだが、1分くらい喋った中でわかったことはおじさんが住んでいる場所と名前だけだった・・・。
同じ場所に住んでいてもこんなに理解できない言葉あるなんて・・・・。