手が汚れていた。その手で野菜を売る。

2年ほど前、大分市内中心部で週に一度だけ野菜を売らせてもらっていた。

偶然の積み重ねでそこに行くことになったのだが、その時たくさんのお客さんに出会った。
お客さんじゃない人もいたけれど。

急に

”Can you speak Japanese?”

と見ず知らずの初老の男性に話しかけられた時は驚いた。
確かに私はたまに日本人ぽくない顔立ちだと言われるが、さすがに英語で質問を受けたことはなかったw
とっさに日本語で、私日本人ですけどと返したが、今思えばもっと違うリアクションしておけばよかったと後悔している。

他にもたくさんの個性的な人々に会えたのだが、まぁそれはこの辺にしておいて本題に入ろう。

 

野菜を売っていた私の手を見て、

本当に農業しているんだね

とお客さんに言われたことがある。毎回、朝野菜の収穫をして、綺麗に洗ったり調整したりするので手が土で汚れたり荒れたりして、石鹸で洗ってもなかなか落ちない。
その手で野菜の受け渡しやお金の受け渡しをしていたのでそれに気づいた一人の女性から言われたのだ。

その時思った、

 

あぁ、こういうことが野菜を売る一つのストーリーなのかと。

 

普段スーパーに並んでいる野菜は生産者の手の形や顔までは見れない。
だけどこうやって直に会うと小さいところだけど気づく人もいるんだなぁと。

 

野菜を売るのはやっぱり作った人が一番なんじゃないかなぁと生産者としてひしひしと感じる。

 

というつぶやき。

 

作成者: Haru

シングル百姓。 農業を初めて6年目、猟師見習い中。大分県竹田市の消滅集落で一軒家を借りてDIYリフォームし住んでいる。2人の娘、ネコ2匹と暮らしている。

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