集落の景観をどうやって保つか。

多面的機能支払い交付金事業

農林水産省がやっている制度で、私が理解したところ、要は農地や水路、農道の維持のための交付金といったところだろうともう。

それが年にいくらか決まっていて、道普請参加者や、田んぼを作っている人に対して支払われるということになっているようで、交付金は書く自治会単位で申請し、作業しもらえることになっている。

 

が、これには期間が決められており、今の状態であれば来年度まで交付金を受け取ることはできる。
が、その後、5年という区切りで続けていく場合この先続けられるだろうかという問題に直面した。

 

今回、今から続けていくかどうかについて集落での話し合いが先日行われた。

結論は

交付金は受け取らない。やめる。

という選択だった。

 

正直5年後、今の体力があるかどうかというのが一番のネックだ。
私がいる地区は平均年齢80歳という超高齢化集落で、80歳代が8割をしめるという集落だ。
あと5年後・・・もう90近くなっている。
そうなると今のように田んぼを管理したり、道普請をしたりできるだろうか。
はっきり言って厳しいというところに集落全員うなづき納得した。

超高齢化集落ではもう5年後の見通しがつかないのだ。
今はやっとこの現状を維持できているのだ。

道路が綺麗に使えるのも、水が流れているのも、今の生きている人たちがやるからこそ保たれているわけで、もしそれが消滅したら・・・考えるだけでも恐ろしい。

 

田舎は一刻の猶予も許されない状況にある。
私は田舎に住んでいてもここまで田舎に住んだのは初めてのことだったので、自分はこれからどうしていくかそれが一番大事なことだと思う。
私がこの先何年かここで生活するとしたら絶対広大な畑の管理や草刈りの仕事が出てくる。
なんだかんだあるけれど、今の状態が本当にありがたい。
なぜなら個々に維持管理をしているから。

 

 

余談だが、写真は話し合いの会場となった分館だ。
元小学校だったらしく、綺麗にリフォームされている。

18時からの開始だったがなかなか集落の人が集まらず、ご飯を食べているから来れない、補聴器を修理に出しているので何も聞こえない、救助ヘリから目立つために鏡などを光らせるといいよ、と不思議なタイミングで教えてくれたり、私の畑の心配をしてくれたり、もう会話がヒッチャカメッチャカでおもしろい。

こういうのが聞けるのも今のうちだからよくきいておくことにする。

 

作成者: Haru

シングル百姓。 農業を初めて6年目、猟師見習い中。大分県竹田市の消滅集落で一軒家を借りてDIYリフォームし住んでいる。2人の娘、ネコ2匹と暮らしている。

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