刈小野の窓辺から〜道普請 9月〜私の道普請ファッション公開。

さて、昨日は日曜日の午後。

日曜日の午後を潰して行われたのが”道普請”第2回目だ。
時間が13時から。小雨の降る中行われた。

2回目の参加ということで少し慣れた。だいたいどんな感じで会が始められていくのかなんとなく掴めた。

集合場所に12時45分くらいに到着すると、まだ地区の人はそんなに集まっておらず、私と隣のおばあちゃんくらいだったが、3分くらいすると続々と集まってきた。
午前中は田んぼの井出普請だったようで田んぼをしている人は1日中普請をしていたことになる。
さて、13時からの開始なのだが、集まった時にいろいろ決めておきたいらしく、地区の長からいろいろと議案が出されて、一つ一つ地区の人で話し合っていく。
私は新入りで何もわからないが、地区の人は今まで何十年というバックグラウンドがあるのでそれに沿って話しているようだった。
今回は若大将が中心にすわっておらず、みんな円になって聞いていたが、基本的に上座と下座に別れ、自治会長(地区の長)を中心に上座に男性、向かい合うように反対側の下座に女性というふうな配置で話し合いは行われた。
その話し合いが20分くらい行われ、雨も降るし、足場もあまり良くないので今回は地区の道を全部切るのではなく、草が多い公民館の周りと、集落のお宮の周り、主な道路沿いだけ切ることになった。

さて、私は公民館の平らなとこだけを切るという班に配属された。
ちなみに今回も草刈機持参で参加している。
若大将、60歳代の男性、90歳、80歳代のおばあちゃん2人、そして私の6人チームだ。

私は危ないので法面は切らなくても良いとのお達しが出たので平べったいところだけ切っていく。
今回は80歳代のおばあちゃんも一緒に草刈機をふるった。

途中休憩を挟みながら公民館の草刈りは1時間程度で終了した。

終了したところで別れた他の班と合流し、刈っていない道を全員で刈る。

90歳のおばあちゃんは休憩なしでどんどん仕事をしていくので驚かされる。足取りも軽く、他の人が休んでいるにも関わらず、延々と仕事をする。
ちなみに90歳のおばあちゃん、一人暮らしだそうだ。

さて、草刈りも終盤、一旦休憩して少し世間話をする。
私はタオルで洒落た作業帽子を作っているおばあちゃんがいたので作り方を習ったり、飼っているネコの話をしたりしてダラダラ過ごす。男性陣はタバコを吸ってなにやら話している。男性陣と女性陣の席はきっぱり2つに別れている。
しばらくするとまた草刈りが始まるが、残っているところは10分くらいで終わるところ。なぜ休憩したのかはよくわからないが、まぁ、10分で終わるのならいいだろう。面積も狭すぎるところなので男性陣が全員で刈っただけで終了した。

というわけでここまでで3時間。終わったのは16時だった・・・。

雨の中の作業、そして地区の人と歩調を合わせなければいけないストレスでどっと疲れてしまった。
途中、イベントのお誘いがあったり、近況を聞いたり。道普請ってただ道端の草をみんなで刈るわけじゃなく、そうやって日頃あまり会うことの少ない地区の人と話して情報交換する場でもあるのだなと感じる。
疲れたけどそういうのがすごく面白い。私からしたら関係のない話だけど、地区の人からしたらちょっとした息抜きになるのかな。なんだかそう思う。
ずっと何十年も同じメンツでやってきての毎回のこの行事。うまくやってるよなぁと感心する。

昔は道普請が終わるとみんなで公民館に集まりお酒をのんで、喧嘩たり、笑いあったり、いろいろしていたようだが、今は高齢化や、人口減少、お酒を飲む人が少なくなったなどの理由によりお茶1本、休憩時間に飲んで終わりということになったらしい。
時代により形を変えてもとりあえずまだ維持できている道普請。
これからどんどんこの地区は高齢化、そして消滅へと向かっていく。そうなった時今のままのこの行事は続いていくのだろうか。
今でも存続の危機だが。

こういう貴重な地区に入れるというのは非常に面白い。研究しがいがある。だからこの刈小野地区に住んでいるのだ。

あ、私の道普請ファッション。
需要あるなし関係なく晒しておきますw

手に持っているのは報酬のお茶♪全身赤で目立って事故防止!

 

作成者: Haru

シングル百姓。 農業を初めて6年目、猟師見習い中。大分県竹田市の消滅集落で一軒家を借りてDIYリフォームし住んでいる。2人の娘、ネコ2匹と暮らしている。

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