暇な年寄りの生態。暇のもてあましかたも使いよう。

暇な年寄りでもいろいろな人がいるのは当たり前だ。

私の身近な年寄りは暇をもてあましすぎて妄想に走っている。
妄想。非常に厄介だ。

例えばどんな妄想かというと

★物を盗まれたかもしれない。
自分の道具の片付けが悪く単にどこに置いたかわからなくなっているだけの可能性大。いつもなくなった、盗まれたと言っている。

★近所の人は喧嘩をよく売り、荒くれ者で意地の悪い人だ。
人のことをすぐに悪者扱いし、そういう人だから付き合うなと私に言ってくる。

★あたかも自分がやったかのように大きな話をしてまわる。
自分は何もしていないのに、自分がお金があって強いんだということを人に言いまくる。
(なぜか私の家のリフォーム代金を出したと話し、その金額も高く、見栄を張ってを言っていた。実際は1円ももらっていない。)

だいたいこんな感じだ。
まぁ、この老人というのは実は私の父親なのだが。

先日実家に返った時に上のような話を父親がしていた。
盗み、悪口は私がいつもよくしてもらっている近所の人だ。
その人に私があまり近づかないようにこんな話をしたのだと思う。
あまり仲良くするのが気に入らないし、その話に自分は入れない。だから人を陥れるようなことを言うのだとおもう。
空き家のリフォームのお金の話でもそうだと思う。
私が父親の思う通りに動かないから話だけでも大きく盛って、自分が全部してあげているのだということを他人にアピールしたかったのだろう。

 

今のような話だけでも非常に虚しい。
軽い認知症なのではないかと思うような言動、行動・・・。
昨日も私が借りていた農機具を盗まれたんじゃないかと言い10回以上スマホに着信があった。しかも1回のコールが130秒とずっと鳴らし続けていた。面倒なのでほおっておいたらさらに鳴るので仕方無く電話をとったたのだが。

一番の原因はタイトルにも書いた通り暇ということだと思う。

自分の生きがいも、趣味も、仕事も何も無くなった今、何もないのを作った原因は自分で動かいてさがさなかったというのが一番の原因なのだが、何もないから人のことが目につく、人が何をしているのかきになる、自分に誰も見向きもしてくれないから気を引こうと大きな話をする。本音を話せるのはただ一人、妻だけ。その妻もそんなに話を聞くわけではないし、そんなにずっと取り合っているわけではない。当たり前だが。
そういう所の積み重ねで、一緒に暮らしていない私のことまで気になり始め、挙げ句の果てには近くにいる人までを陥れようとしている。
ターゲットがたまたま近しい人にくるだけで、多分誰が近くにいても同じような行動を取るのだろう。
父からこの話を聞いた時、私はなんとも言えないもやもやした気持ちになった。
言葉は悪いが胸糞悪い。
なぜそんなことを言われなきゃいけないのか、そんなんことを言うのか。父親だからこそ嫌だった。
聞いた私は心が重かった。その後もそういう父の姿が虚しくなり、さらに気持ちが重くなっていった。
暇という大切な時間を、愚痴と妄想とに使い果たしているのだ。それってどうだろう。本人は暇とも思ってないし、毎日やることがあって忙しいと言っている。まるで暇がよくないかのように。なんで暇は悪いのか??暇でもいいじゃん。暇があるって贅沢。嫌なことまでして動く必要ないじゃないか。

人に毒を吐くということは本当に自分が充実していない、寂しい人間なんだなぁ。と思ったのはその言葉を吐かれてから2日くらい経った時だった。
もやもやした気持ちから客観的にみてみるとそう思ったのだ。
でもそれが自分の父親かと思うとさらに嫌になったのだが、もう抜け出せない所にいる父親を見てあきらめるしかなかった。そういう人間なんだと。
父親はたぶん何もなければこのまま毒をはき、人になすりつけて、自分を大きく見せて、このまま死ぬだろう。
もう70歳だ。よほどのことがない限り変わることもなく、さらにひどくなると思う。
だからもう諦めよう。そう思った。

何言われてもそういう人間だと思うようにしよう。聞き流そう。働きすぎて暇をしらないだけなのだ。余裕がないだけなのだ。暇を認めたくないだけなのだ。

自分に言い聞かせる。

 

そう思ってしまえば楽だ。

 

何も期待はするまい。期待するから嫌な気持ちになるんだ。

 

ただ一つ言えるのは私は絶対にこういう人間にならないようにするということだ。
私は結構人の顔色を伺ってしまう癖があるので自分のやりたいことや言いたいことははっきりと人にぶつけて影から人に根回ししたりするのではなく面と向かって話をしていきたい。自分にいつも心のゆとりがある状態を保って置きたい。暇をつくっておきたい。

 

父には何もかも絶望してしまい、今は近寄りたくないので距離を置いている。

面と向かって言ってももう変わらないし、どうなるわけでもなく、自分が辛くなるだけなのでこのままの方が安全だ。あまり言い合うと次に何をしでかすかわからない。
人は老化するとキレやすくなると読んだことがある。もし何かあってキレて手でも出されたらたまったもんじゃないし、そこまで自分を傷けられて立ち直れるほど私はメンタル強くできてないし。
そうやって放置され、誰にもかまってもらえなくなっていく・・・負の悪循環だ。

私は私の道を生きていこう。

 

 

もちろん当たり前だが、暇な老人が全員これに該当するわけではない。その暇な時間を本当に充実させて、自分の満足のいく暇をもっている人もたくさんいる。自由な時間にあてている。
老人だけではない。
暇という最大の贅沢を自分はどういかすか。それは生まれた時からもう始まっていると思う。

 

作成者: Haru

シングル百姓。 農業を初めて6年目、猟師見習い中。大分県竹田市の消滅集落で一軒家を借りてDIYリフォームし住んでいる。2人の娘、ネコ2匹と暮らしている。

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