早朝の刈小野〜”現場監督”、”長老”元気に動く。〜

日曜日の早朝。
家の前の畑のマルチ張りをする。

土曜日は雨、金曜日は土曜日に雨が降りそうなので、トラクターで耕運し、管理機を使い、マルチをかけられる準備をしておいた。
雨上がりの土は重く、鍬にも土が絡みつく。鎌で鍬についた土を落としながらマルチを張っていく。
マルチはピンと張った方が風にも煽られないし、虫も寄り付きにくい。なるべく綺麗にはれるように心がける。黙々と下を向いて作業をする。大地と顔を向き合わせて作業する。
ひたすら鍬を振るう。

やっともう一列で終わるというころ、道の向こうからのろのろと低速運転の軽トラがやってくる。
なかに乗っていたのは長老だ。
長老はマルチを張っている私にこの畑には何を植えるのかと詳しく聞いてきた上に、自分は80歳だが今も現役で会社に勤めていると自慢された。
聞かないわけにはいかないので、長老にも草刈りですか??と聞き返す。
なぜ聞いたかというと軽トラの荷台に草刈り機を積んでいたから。ただそれだけの理由なのだが。

暑くなるので体を壊さないようにしてください、と一応長老の体調を心配して話を終えた。
私だって涼しいうちにマルチを張り終わりたいから話を切り上げたい。

まぁ頑張ってみたいなことを言い残して低速の軽トラは去っていった。

すると次に道向こうからトップカーの音がする。”現場監督”だ。
現場監督は道向かいの里芋畑の手入れをしていた。
草刈機で草を切り、畑に置いてあるトラクターをすこ〜し動かし、結構すぐに帰って行った。
現場監督は私が家のリフォームをする時、ほぼ毎日畑にいて、多分だがうちの方を毎日見ていた。
本当に影からそっと”現場監督”をしてくれていたのだろう。
具体的に何をしていたのかはわからないがw
あ、現場監督とは実際に会話をしたことはない。現場監督なので基本的にあまり他の人とも会話はしないようだ。

 

というふうに、早朝仕事をするだけで近所の人によく会う。
飴を配って歩くおばあちゃん、”アメーバ”にも遭遇した。

朝は本当に静かだ。でも、草刈機の音やトップカーの音が響き渡るのどかな田舎。

今もどこからかトップカーの音が響く。もしや・・・現場監督か・・・??

 

それはさておき、マルチ張りは終わった。
太陽に照らされて輝くマルチはとて綺麗だ。

今までの放棄地が綺麗なマルチが敷かれた畑になった。

”長老””現場監督”、の初登場回は文字に張ってあるリンクから記事に飛べます。

 

作成者: Haru

シングル百姓。 農業を初めて6年目、猟師見習い中。大分県竹田市の消滅集落で一軒家を借りてDIYリフォームし住んでいる。2人の娘、ネコ2匹と暮らしている。

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