天気と時間と老人の関係性について調査。

消滅集落に住み始めて3ヶ月がすぎようとしている。
とそこで最近面白かった天気と老人の関係性についてちょっと調査??してみたので書いてみたいと思う。

小春日和

新緑の5月。とても過ごしやすい季節だ。
気温も最高で20度前後、午前中も涼しく、薄い長袖で歩ける気持ちの良い季節だ。歩いてもそんなに汗もかかず、春らしいポカポカした天気も多い。雨も少ない。
そういう天気の時のご老人は、朝5時頃から散歩をしたり、朝7時になると畑に出てきてゆっくり午前中の仕事をする。
近所の人との井戸端会議もしばしば見られるし、お出かけも結構頻繁に行っているようだ。そしてシニアカー(お年寄りの電動車椅子)でうろうろ散歩をして、田んぼの準備もゆっくり始める。
暑くもなく寒くもなく、お年寄りにとっても最高の季節だろう。ただ、行楽シーズンかもしれないが行楽する姿は全くみられない。それが消滅集落だ。

 

天気が悪い・寒い日

今年の梅雨は土砂降りの雨が何日が続き、全国でも水害の被害がひどくかったが、この刈小野地区も雨音が怖いくらいかなり降った。
その梅雨時期、老人の姿は消える・・・。
誰も住んでいない、本当に消滅した集落なんじゃないかと思うくらいに老人は消える。
本当に消える。
散歩していた老人も、シニアカーの老人も、井戸端会議の老人も消え去る。
雨で足場も悪く、少し寒くなるこの時期は、まだこたつが必要な宮城地区。
こういう天気だから、家で暖をとったり、出歩くのも億劫になるし、基本、車の運転もあまりできないので遠出もしない。家にこもる時期。それが梅雨。
同じような理由で寒くなる時期になると、老人の動きも鈍くなる。
寒いから動かない。と同時に、寒くなると着る服の量も増えるので動きにくくなって、足が悪かったり、腰が痛かったり、持病を抱えている老人にとっては節々も痛くなるしますます家から出るのが億劫になるので雨天時と同様に長い間人が消え去る状況になる。夜も基本的に早く寝るので電気も早く消える。だから20時から21時以降には真っ暗になり、本当に消滅した集落のようになる。



真夏

まさに今。
毎日の猛暑で本当に辛い。といってもまだ、宮城地区は涼しい方だとは思うが暑いのは変わらない。
こんな暑い日も老人の動きは鈍る。
基本動くのは朝早く。そして昼間は誰も外に出ない。
そして夕方、草刈りなどのために16時以降から動き出す。
寒い日や雨天と違って、全く動かないわけでなく、涼しい時間をピンポイントで狙って出現してくる。
が、基本暑い時間には動かず、家でじっとしている様だ、

 

だいたい祭りや、地区の行事で夜まで何かあったとかそんな用事以外基本的に夜、老人は外を出歩くことはない。
散歩やウォーキングしているところをあまり近所の老人に見られたくない時は夜に行動することをおすすめする。
早い人で19時ぐらいから寝てしまうので安心して夜の散歩が楽しめる。
ただ、その時間に寝るということは朝はとんでもなく早く起きている可能性(午前3時とか・・・朝??夜中??)があるので朝方動く時は注意が必要だ。

追記:70歳代の人が多い集落だと、深夜番組まで見ている確率が多いので夜遅くまで電気がついているだろう。

 

結果

ということで、以上のような調査結果によると、私の住んでいる限界集落のご老人はだいたいこのようなリズムで動いている。
老人に会いたければ、上記の結果をもとに動く時間と家にいる時間を把握し、家や畑に訪問するのも良いだろう。
逆に会いたくなければ、家にこもっている時間を狙って行動することを強く勧める。
つかまると大抵、長話に付き合わされるはめになるので。
他の集落もだいたいこんな感じだろうから、ぜひ参考にしてほしい。
不用意にうろうろしていると声かけられてめんどくさいので、私は散歩する時は基本的に夜の時間帯を狙う。20時台に散歩をしても電気がついているだけで、誰も見ていないし、誰も歩いていないので楽。

要は、老人の生態を知ることで、消滅集落、限界集落ライフ、田舎ライフももっと充実してくるのではないだろうか。



 

作成者: Haru

シングル百姓。 農業を初めて6年目、猟師見習い中。大分県竹田市の消滅集落で一軒家を借りてDIYリフォームし住んでいる。2人の娘、ネコ2匹と暮らしている。

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