百姓生活、いろいろ一人でできるとか言っても、そのうちどれほどのことが一人でできるだろうか。

田舎暮らし。

お金で解決すればできることも、お金で解決できないこともある。

性別で解決できないこともあるともう。
これをいうと今の時代男尊女卑や性差別と言われるだろうが、田舎で百姓暮らしをするとそれが露骨に出てくるところがある。

なんだかんだこの暮らしをしていて不便なことは、男性ほど力がないということだ。
男女関係ないと思っているし、それを理由に諦めたりなどしたくないしするつもりもない。

でも、それでも男性に勝てないところは力がない。
力とは具体的に重いものをもったり、引っ張ったりそういう力だ。
物理的にいくら頑張っても力がない。
すごく悔しいけど、そこは男性に頼らなければならないところだ。
私はどちらかといえば腕っ節はいいほうだと思うし、それなりに自身もある。
でも力で解決できないことがやっぱりある。こんな時力で解決できたらな・・・・何度思ったことか。

何度もいうが性差別などではなく、私が実際に実感したことだ。体験を元に感じたことである。

でも、逆に力で無理やり解決できない分、頭を使い知恵を絞るしかないというのも実体験から学んだことだ。
力で解決できないのなら、工夫してやればその分を補えた。

男だからこうじゃなきゃ、女だからこうじゃなきゃ。そんなことは絶対ないけども。

お互いできること、できないことを理解した上でやるのがいいのかもしれない。
私の場合は力が男性ほどないので知恵でカバーできるように日々工夫している。
どうすれば力がなくても上手に農作業や力仕事をこなせるか。

 

私の住んでいるこの消滅集落である刈小野地区では男性が動けないや、女性一人暮らしの家がたくさんある。
そういう家の女性は体の節々が痛く歩くのも大変だけれどと言いながら草刈り機を振り回して草刈りの作業をしている。外注すればよいのだが自分でできる分は自分でという気持ちがあるのだろう・家の周りや使っている田んぼお草は必ず自分で刈る。よほど無理じゃない限り自分でやっている。日頃はシニアカーにのったりして足腰が弱っているがその時はそういうそぶりも見せないほどテキパキ仕事をしている。
そうゆう女性を見ていて本当に尊敬するし、頭がさがる。
もちろん女性だけでなくても体力が衰えたご老人全員に言えることだが、体が動かないとか言ってられる状況でもなく草を刈るしかないから刈っている。
力がなくてどうこう言っている人もいない。できなければお金を払って業者に頼めば解決するがそれでも自分で刈る人は多い。

 

ただ、本当に自分でできなくなった時や、一人では考えが及ばない、力が足りないことはもちろん出てくる。
自分で解決したいができないこともたくさんある。
そういう時は片意地はらずにいろんな人に助けてもらったり教えてもらったほうが自分で抱え込まなくてもいいし、無理してやる必要もないし、相談すればまた新しい方法が出てくるかもしれない。
全て一人で解決しようとすると難しいけど、そういう手段を使えばあっさり解決することだってある。



 

田舎暮らしを一人でやりたい。

私もそう思ってこの田舎に来たが実際、そんなのは無理だし、ベタベタはしなくても程よい関係でいろんな人と繋がっていくのが田舎暮らしのコツでもあるのかもしれない。
だからいまは自分でできないことは人に相談したり、やってもらったり、情報をもらったりして生活をしている。
逆に自分の持っている情報なども相手にシェアしている。

田舎に来たらなんでも独り占めせず、お互いに少しでシェアすることにより楽に暮らせるのだと思う。

ただ、そのシェアが濃すぎるときついので自分で適度な距離を保つことが大切だ。

うまく人を使えば良いだけだ。


 

作成者: Haru

シングル百姓。 農業を初めて6年目、猟師見習い中。大分県竹田市の消滅集落で一軒家を借りてDIYリフォームし住んでいる。2人の娘、ネコ2匹と暮らしている。

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