私は空き家を借りて住んでいます。購入はしていません。〜空き家を借り方 わたしの場合〜

そもそもなぜシングルマザーでこんな山の中に住んでいるのか。私のことを少し書きたいと思う。

 

田舎に住もうと思った理由

低コストで生活をしたかったから。
シングルマザーでアパートを借りると竹田市の場合、家賃補助などはなく全て自己負担となる。水道光熱費も自己負担。しかも竹田市のアパートは家賃が高い。家族3人で住む部屋でも4万円代が普通だ。借家でも3万円から先のところが多い。ので生活コストがかかりすぎる。私のように百姓だと定期収入というものが得られにくい。だからそもそもそういうお金を削減できればもっと楽しく、最小限のお金でも楽しく、満足に暮らせる体と思ったからだ。やはり家賃や水道光熱費のことばかり考えていると生活も窮屈になるし、それが中心となる生活は息苦しい。そう思って家を探し始めた。
私の理想の家は、庭が広くて、家賃は無料か1万円。できれば土間のある家がいい。この条件に合う家を探す。
最初はつても何もなくどこから家探しを始めてどうすればいいのか全くわからない状態から始めた。


家を探し始める

誰に聞こうにもわからないし・・・。
まずたまたまSNSに投稿されていた情報があったのでその空き家を見に行く。
家賃は無料で、土間があり、五右衛門風呂、家も悪くない。が、庭が狭いし日当たりもよくない。
のでお断りした。
次にしたのはとにかく田舎を車で回る。空いていそうな家を探し近所の人への聞き込みをした。
いきなり突撃して聞く。
でもだいたいはたまに帰ってっくるや管理している人がいるなど、なかなか見つからない。
どの年寄りに聞いてもおなじ答えがかえってくるかららちがあかない。
そうこうしていると、最初見に言ったただの家を紹介してくれた人から連絡がある。
もう1件家があるから見に来たらどうかという電話だった。
その時もまだ何も見つかっていなかったから早速見に行った。
家はすごく綺麗で二階もある。土間もあるし薪ストーブまで付いている。
最低5年くらいは空き家だった物件らしい。
なぜこんな綺麗な家が空き家だったのか。
それは家主がかなり癖のある人物だったからだ。

時間が経つと発言がどんどん変わっていく老人

まず家を借りたいといって仲介の人に返事をすると、家主の家に呼び出される。
そして私がどういう人間かなど面接される。
わけがわからない。
なぜ見ず知らずの老人に面接されなきゃいけないのかわからないし、それに家を借りるのになんで呼び出しまでされなきゃいけないんだろう・・・・。意味不明。
黙って話を聞いていると、その家で起業し、加工などをして都市部に売って欲しいと言いだしたのだ。
そのためにその家をわざわざ建築したらしい。
だから家賃もほとんどいらないし畑も6反あるから自由に使っても良いという話だった。そこでは、貸す、貸さないの話は全くせず本当にただの面接で終わった。
意味不明。
それから何度か呼び出しされてはなかなか家を貸してもらえないことが1ヶ月続いた。
訳の分からぬ年寄りに付き合って1ヶ月だ。
最後には最初無料で貸してくれるという話をしていたのに、水道のポンプが故障していることがわかりその修理代金15万円を出せと言ってきたのだ。

そう言ってきたのが3月の末。もう我慢できんということでその話はお断りした。
でも、もう家が決まったのでその時に住んでいた借家は4月いっぱいで出ることにしていた。
やばい。
住むところがない。
わぁ・・・どうしよう・・・・。
引っ越し先がない・・・・。
引っ越し先がないのにとりあえず荷造りをした4月。この荷物どこにいくんだろう・・・・途方に暮れた。

4月1日 家探し第2弾。いやもう、本当に宿無しになるから焦って探す。

4月は桜の季節。ということでところで花見が行われる。だが引っ越し先のない私にとって花見とかする余裕は全くない。だって5月からどこに住めばいいのか・・・全く決まってないし。
実は私の住んでいるここら辺の地区は多くのしだれ桜があることで有名だ。
その時に家を解放している場所があり、そういう人なら教えてくれるだろうということでダメ元で聞いてみた。
もちろんその人とは知り合いでもなんでもないが、宿無しになろうとしている今そんなこと言っている場合ではない。とりあえず聞く。
すると、その地区の温泉館の管理人をしている人に聞いてみては??という情報を得たので次の日早速聞きに行った。
温泉館に入ると番頭さんのおばちゃんがおり、前の日に聞いてきた経緯を話すと早速紹介してくれた。
家が近所らしくすぐに出てきてくれた。
そしてなぜ家を探しているのか、自分はどういう仕事をしているのか、家族構成などざっと話すと、すぐに家を探すと言ってくれた。運良くその日は温泉館に集落の人が集まり何やらおしゃべりしていて次から次にいろいろな情報が出てきていた。宮城地区というのだがこの宮城(みやぎ)地区の人は空き家がどこにあるとかも情報共有していて他に空き家を探しに行った地区とは全く違った。
そして電話番号を交換して探してくれるという。私はじっとまつしかできないのでとりあえず待ちながらさらなる家探しをしていた。
他にもガソリンスタンドに直接行って聞いてみると空き家があるということでそこも見せてもらえることになった。が家賃が高いし、理想とする広い庭がなかったのでお断りした。

探し始めて10日!連絡がある!

そうこうしているうちにやっと家が見つかったという電話がきた!
とりあえず3軒見つかったので見にくるかというので行きます!と即答で見に行った。
まず1軒目は道路沿い。庭が広いのは良かったが、道路沿いといことでちょっと保留。そしてまだそこのお家の人とも話ができていないので4月中に住めるかとい言われたら難しいという。
次に牛舎の横の家。う〜ん匂いが・・・場所も場所だし。ここも住めるかわからない。
最後に紹介された家が今の家だった。
多分時間とか合わせてちょうど家主さんもきてくれていた。紹介者の方としてはたぶんこの家が一押しだったのだと思う。
中もちゃんと見せてもらい、天井が落ちていたり、雨漏りで畳が腐ったりしていたが、場所や風通しの良さなど、私の条件にぴったりの家で壊れていたが修理しても住みたい!と思った家だった。
住みたい意向を精一杯家主さんに伝えた。本当にここに住むのかとびっくりされて何回も聞き返された。
家主さんが、屋根も落ちてるし畳もボロボロ、10年も空き家だったし、壊そうかと思っていた。
と言ってくれた。さらに、でもちょっと改修にどのくらいの金額がかかるかわからにから一回見積もり出して考えてくださいと言われた。
そうとなればその足ですぐに知り合いの大工さんに連絡し、見積もりを出してもらった。
だいたい70万円程度でリフォームできるというので早速依頼した。工事自体は5月中旬ごろからしか始められらないと言われたがなるべく早くそしてなるべく安くと依頼した。
その旨を家主さんにいうと、じゃあ住んでいいですよということで住めることになった。
第2回目の家探しを再開して2週間目のことだった。
2週間で住む家が見つかったのはいいが、次にとりあえずその壊れた空き家に住むしかない。だって4月いっぱいで住んでいる借家は出ることになっているから。
壊れた空き家に家族3人で寝泊まりする生活が始まった。電気もガスも水道もない・・・そんな生活だ。それはまた次のブログに書きたいと思う。

ちなみにこれがボロボロの家の内部。この状態から修理しながらまともに生活できるまでに1ヶ月かかった。

落ちているのは天井だ・・・雨漏りやばい・・・。



空き家の見つけ方

ざっと書いてきたが私の空き家の見つけ方。それは見ず知らずのとこでもとりあえず聞きに行く。
ダメでもともと、しなければ何も始まらない。
なんでもそうだけど待ってるだけだとうまくいかないので突撃していかないとことが始まらない。
話さないと自分の思っていることが通じないし。
だから見ず知らずの人に聞くのだが、今までの経験上、そう悪い人はいない。まぁまれに嫌な顔されるかもしれないが露骨には出してこないし、だいたいの人はなんらかの情報を教えてくれる。だから聞く。でもやみくもに聞いてはいけない。
私が聞いたのは温泉館、ガソリンスタンド。その2箇所だった。この2箇所は両方とも地区の中心的役割を担っている場所だった。本当たまたまだけれども。
そういう場所を狙ってうまく行けば、だいたいそういうところには世話焼きの人がいて世話を焼いてくれる。だから2週間で2軒も家が出てきたのだと思う。ちなみにガソリンスタンドのおばちゃんは今でもなんらかの世話を焼こうとしてくれるのでうまく接しておけばありがたいことばかりだ。
うまく接しないとただのめんどくさい人と思ってしまうので、なんでも頼りすぎずほどほどが一番だ。

田舎で住む時はなんでもほどほど、これが一番のキーワードかな。
自分で突撃しても距離はほどほどにとっておく。これは最低限気をつけるとこだ。
近くいきすぎると自分の生活が苦しくなるだけなので。

 

さて住んでリフォームする話はまた後日ブログに書いていこうと思う。

 

作成者: Haru

シングル百姓。 農業を初めて6年目、猟師見習い中。大分県竹田市の消滅集落で一軒家を借りてDIYリフォームし住んでいる。2人の娘、ネコ2匹と暮らしている。

“私は空き家を借りて住んでいます。購入はしていません。〜空き家を借り方 わたしの場合〜” に5件のコメントがあります

  1. そうなんですね、車で10分でスーパーならイイですね(^_^)

    自分は勝手に、もっと、スーパーやコンビニとか行くのが困難なとこなのかと思ってました。すいません。

    もともと、同じ市に住んでいたなら、知らない土地に来た時にあるような不安が無いのはイイですよね。

  2. 最初の方のコメントにあるように、すごくたくましい って思いました。すごい行動力だと思います。

    Haruさんが、こちらに来る前に住んでたところって、どんなとこだったんですか? もし、駅や、スーパーやコンビニ、銀行、郵便局とかが自転車とかで行ける距離ぐらいに住んでるとこから来たとしたら、慣れるまで大変だったんじゃないかと思って・・・

    1. いえいえ!私なんてたいしたことないですよ〜。
      もともと竹田市在住でしたのでそこまで不便はありませんでした。
      コンビニができたのも私が高校生の時でしたし、周りに遊んだり便利に買い物したりできるところもなく、電車もバスも1時間に一本程度だったので。
      自転車で行ける距離に何もなかったですからw
      今は車で10分ほど移動するだけでスーパー、コンビニ、郵便局などありますし特に不便に感じたことはないですね。
      ただ、都会に行くと徒歩圏内に全て揃っており、車に乗らなくても移動できるのはいいなぁと思います。

  3. 初めまして、天井落ちの記事を読み、衝撃を受けました。
    たくましく、凄く前向き、素敵です

    そして、うれしいことに私も大分県佐伯市出身
    竹田には友人もいます

    また、ゆっくり経緯を拝見し、足跡を残させてもらいますね。

    暑いですので、お体に気を付けて、頑張ってください

    1. コメントありがとうございます!

      なんでも行き当たりばったりで進んで行ってる感満載なのですが、そう言っていただけるととても嬉しいです。

      そうなんですね!大分県出身なのですね。
      励みになります。
      なるべく更新するようにしていますので、またのご訪問お待ちしています。

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