あまりにもキュートなコンバースを履いて畑仕事をする喜寿の女性。思わず写真撮影させてもらう。

 

私はいま、週3回だけ畑仕事のアルバイトに行っている。
久々のバイト。去年まではこの時期畑にいると基本的に他人にあって話すことはほぼない。
仕事が忙しすぎて畑から出られないし、話すのは取引業者かトマトたちだけ。
なんとも寂しい夏を送っていたわけだが、今年はバイトに出てみた。
本当にこういう農業のバイトには個性豊かな人々が集まるのだなと思う。

パートのボス

今期、長く勤めているだけのおばさん。
ボス風を吹かせている。
なぜかみんな従うw
こちらの動きまでチェックしており、少しでも違うことをするとなぜそんなことをしたのか問い詰めたりする。
なぜ、あなたにそんなことを言わないといけないのかと思いながらもめんどくさいので従ったが、もう見られたくもないので場所を変えて作業することにした。近づかないのが得策だ。ご近所事情にかなり詳しく、大体近所のことは答えることができる。

休憩時間に命をかける!

とにかく休憩しまくる人。
1時間に一回の休憩がある。
基本的に休憩は10時と12時と15時。
だが、1時間ごとに休憩する上に上記の休憩時間より15分くらい早く休憩に入るw
たぶん言い過ぎかもしれないが勤務時間の半分くらいは休憩しているのではないだろうか。
今、その人はやめてしまったので1時間に一回の休憩はなくなってしまった。
今思えば本当に休憩時間に命をかけていたように思えて仕方ないのだがww

日頃口数が少ないなぁと思っていた人が語った自分の人生が面白い

日頃あまり話す機会のなかった男性。
たまたま休憩時間に二人きりになり話すと、どんどん話してくれた。
自分の生きてきた、なぜいまここで働いているのかという経緯、人生のターニングポイント、などなど盛りだくさんで20分くらいの休憩中、全て彼が喋っていた。
詳細はあまり書けないが、都会から田舎へ引っ越してきて、逆境も自分のスキルに変え、今、いろんなコミュニティで楽しんでいるのがひしひしと伝わってきた。
いわゆる”団塊”と呼ばれる世代の方だが、私の知っている身近な団塊の世代とは違う。
私も歳をとったら若い人にそうやってぽつぽつ話せるようなお年寄りになりたいな。
若者の邪魔をせずに。

田舎の現実

といった風に田舎の農業の大半はこういう世代の方々が支えている。
年配の方々だ。
男女問わず80歳を超えてもエンジン式の草刈機を持って草を刈る。
そうしなければ今の農業は支えられない。
80歳とは言わなくても60歳からの世代がほとんどである。
だって60歳で若いうちに入るんだから。
バイトやパートでもおなじ。農業に限らず飲食店や、スーパーなど、田舎のどんなお店に行っても必ず年配の方がいる。コンビニもだ。
そうやって今田舎は回っている。

ということはどういうことか。

若い働き手がいないということだ。そう。チャンス。
田舎はいま、人手不足。
特にサービス業や第一次産業。
自分で仕事を選べる。なんというシステム。嫌ならやめてすぐに他の仕事ができるのだ。
しかも農作業なら季節限定で時給1000円なんてこともザラ。
短期間でお金が欲しければそういうところで働けばずっと働く必要はない。

田舎は仕事がない。

嘘。
たくさんあります。ただし選り好みしなければ。
オフィスワークがしたい・・・・無理ではないけど少ない。
田舎は事務職というものがそもそも少ないから。官公庁や建設関係の事務が多い。
そして仕事は口伝いで見つけて行くのが良い。
ハローワーク使うより、誰かの人伝いで決めていくのが一番だ。
田舎は人を辿った方が仕事は見つかる。
経験から学んだこと。

まぁ、言い出したらキリがないし、文句ばかり言っても仕方ない。
田舎にいるからこそできることを自分で見つけてやっていくのが田舎で生きていく一番の方法ではないのかな。

 

作成者: Haru

シングル百姓。 農業を初めて6年目、猟師見習い中。大分県竹田市の消滅集落で一軒家を借りてDIYリフォームし住んでいる。2人の娘、ネコ2匹と暮らしている。

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