農業、猟師、母親、バイト・・・百姓!になると決めたとき。

百姓を目指そうと思った理由。

なぜ私が百姓を目指そうと思ったか。

私は31歳のときに離婚をして農業を始めました。いわゆる”新規就農”というものです。それが5年前のこと。ミニトマト農家として就農。
私は2年間、旧”青年給付金制度”という制度を使い就農しました。

その間、毎日通う研修先のハウスの中でいろいろ考えました。この先どうするか、このままでいいのかなど。
農業のいいところは一人になりたくさん考えることができるということです。
そこで考えた結果、離婚をして新規就農をするということでした。

2年間の研修を終えて、研修で習ったことしかできない私は今考えれば良くあの状態で自分でやろうと思ったなと今でも思います。
肥培管理も何もわからない状態での就農。わけのわからぬまま新規就農1年目は終了しました。

そして二年目、三年目と回数を重ねるごとに出てきた欲求。
それは全部自分で解決できるようになりたい。

 

自分で解決したい。

農業をしていると、機械の故障などなにかしら出てきます。
農繁期ともなると忙しく、1分1秒が勝負になります。そんなときに機械が故障したり、故障により水やりがうまくいかないなどなるとのんびり機械屋さんを呼んで待って、治してもらうなんて時間がもったいない!早くしなければ!という状況になります。
大きな農家さんであればそうでもないんでしょうけれど、私のような零細農家は人手不足、ほぼ自分でやっているため小さなことでも時間を取られると後々の作業に響き大惨事ということにもなりかねません。
もし、小さな修理など自分でできるのであれば、そんな苦労もなくなおかつお金もかからず一石二鳥になるというわけです。
何度自分で解決できたらと悔しい思いをしたことか・・・。
特に機械の故障。
こればかりは自分でやったこともない分野なので全く手のつけようがありませんでした。
そういう苦い経験をたくさんした結果、たどり着いたのが百姓だったのです。

たどり着いた百姓への道、険しかった。

百姓、百の仕事があるということ。
仕事が生活、生活が仕事。

百姓と簡単に言ってもそうすぐにはなれるものではない。
私は曲がりなりにも5年間農業をしてきた。
そこでとりあえず農業はできる。

次にやりたかったこと、機械の修理。
これはどうすれば良いのか・・・未だできていないこと・・・。
まずしたこと。
直接機械屋にバイトを雇っていないか聞いてみる。

全滅。やはり突然訪ねて行ってはいどうぞ、と快く受け入れてくれるところはなかったということだ。

次にハローワークに行く。

これでさがしたら今度は正社員ばかり出てくる。私は農業もしたいし、農機具の修理もしたい。他のこともたくさんしたい。
そうなると正社員になり会社に束縛されると他のことができず、百姓どころか農業すらできなくなるのでそれは無理だ。

ということで機械屋はまだできていない・・・。ということです。

次にやりたかったこと。

水道屋。まぁこれも上と同じ理由でできていない・・・。

そして猟師。
これはできた!
農業をしていると鳥獣害の被害は切ってもきれないものです。
農作物を食べられる被害が私の畑にも多々ありました。そんなとき、電柵をはることでしか防ぐことができませんでした。罠をかけて捕獲できればどんなに良いだろう。何度も思いました。
そこで始めたのが狩猟です。
百姓になると決めたときに近所の方がやっているので早速頼みに行くと快諾。
弟子として受け入れてくれました。
その日から私の猟師生活の始まりです。
基本のことを教えてもらいながらまずは動物の解体をする。
また猟師のことは詳しく書こうと思うが百のうちの2つめはできるようになっただろう。

母親。
私は2人の子どもを持つシングルマザーだ。
母親も立派な百姓の仕事の1つと言えるだろう。

というふうに目指したはいいものの、そこにたどり着くまでの決まった道は何もない。
目の前には白紙の道が広がる。
どこをどう行けばいいのか、行けたとしてもそれが近道なのか遠回りなのかもわからない。私がやっていることはそういうことだと自分でひしひしと感じる。答えがないからだ。

答えがないからこそやろうと思う。

前例のないこと、答えのないところに突っ走っていくのは本当にリスクだと思う。
でもこのリスクを取らない方がこれからの社会を生きていけるか不安になる。
このまま、突き進むしかないのだと思う。
ただ、誰も通ったことのない道、道標がない分自分で考えることが山ほどある。答えを見つけるのは自分。
でもそれは楽しい。単純に楽しい。
だって誰にも邪魔できない領域にいると思っているから。
自分の責任で自分で突き進んでいっているからだれも口出しできない状況だ。
もちろん助言は聞く。でも決めるのは自分だから。
不安はいつもどこかにある。だれもやったことがないことだから不安はたくさんある。
怖い、このままでいいのかな、これでよかったのだろうか。
不安は尽きない。

でも決めたからにはこのまま突き進むしかないだろう。
私がやっている

シングルマザー百姓

このジャンルを自分で自分のものにしていきたい。

 

なんでもマルチにこなせる百姓になりたい。

 

作成者: Haru

シングル百姓。 農業を初めて6年目、猟師見習い中。大分県竹田市の消滅集落で一軒家を借りてDIYリフォームし住んでいる。2人の娘、ネコ2匹と暮らしている。

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