田舎へ引っ越して2ヶ月目。日曜日の真昼間に村の自称長老が家に来た!!!!

この21世紀に突如現る村の長老!

私は大分県竹田市にある宮城地区という田舎に住んでいる。その経緯は後々話すとして、この田舎に引っ越してきて今2ヶ月目にはいったところだ。
そんなある日の日曜日。
10時頃、山に入っていると子どもたちの声がする。
どなたかお客さんが来たらしい。慌てて山から下りて行くと一人の老人がいる。
老人は男性。この地区の”長老”だという。
自分で長老と何回も名乗り、地区の掟や流れなどを説明したいのでお昼頃うちに来て話がしたいとのこと。
日曜日、私は出かける予定にしていたが、さすがにそう言われては断ることもできず、従うことにした。

 

午前11時頃、やってきたのは、長老、自治会長、副自治会長!

言われた通り、時間に家で待っていると、家の前でなにやら話し声がする。そして軽トラも3台ほど停まっている。まずやってきたのは60歳代くらいの男性。この田舎の地区の自治会長(地区の代表)だという。
次に、長老、副自治会長(地区の副代表)がやってきた。
長老は80歳代。副自治会長は70歳代といったところだろうか。

3人の男性と私が揃ったところで話は始まった。
話の内容は聞いた通り地区の年間の流れや役員についてなど。

まず、地区行事

7月と9月に道普請(みちぶしん)と呼ばれる地区の清掃作業がある。
田舎に行くと必ずあるはずだ。だいたいのところでは道普請に参加しないと出不足(でぶそく)といって出て清掃作業をしない分、お金を払ってくださいねというシキタリがあるところが多い。

8月14日に小松明祭りを開催するのでその準備をすること。
ちなみに読み方は小松明←こだいみょうまつり(こまつあきらではありませんww)と読む。
まぁ田んぼや道を炎で縁取りお盆の供養祭みたいなものだ。かなり大掛かりなものだけど、最近は高齢化により規模は縮小しているとのこと。そらそうだろう。ほぼ70歳代、80歳代なのだから・・・。

9月はまた道普請。9月16日が村の秋祭りをするとのことでその前に綺麗にしておきたいから毎年行っているとのこと。

そして運動会。この辺りは全校児童13名の小学校があるため、運動会をしても子どもだけでは種目も時間もこなせない。ということで地区の人も大人や老人も一緒になって運動会を盛り上げているらしい。まぁ、これも年々高齢化により参加者も減っているとのことだが、自由参加で良いとのことなので参加しなくても良さそうだ。

12月 地区の年末の総会。夕方から集まりなにやらするらしいが、多分忘年会も兼ねているのだろう。

 

引っ越した地区では主にこれくらいが出なければいけない行事らしい。

あとは回覧板の回し方や、配布物のこと。

そして老人が多い地区ならでは??のお見舞いの風習。
どうやらこの地区では年に1人は必ず入院するらしいwそうらそうだろう。ほぼご老人だし・・・。
だから地区のみんなで1家庭1000円ずつのお見舞金を出しているらしい。
ここからは私の予想だが、田舎の場合、地区の誰かが入院すると付き合い上病院へ各自お見舞いに行くことが恒例だったのだろう。しかし、高齢化により移動が困難になったため、お見舞金という形で集金しているのだと思う。それと、お見舞いをもらうと一人一人に”見舞い返し”といってお返しをしなければいけないという決まりを無くしたのだろう。お見舞いにくるひとは手ぶら出は行かない。必ず何か手土産を持ってきたり、お金を持ってきたりする。もらった人のために一人ずつお返しをするのは大変だし、自分も足腰が弱ってわざわざ家まで行ってお返しをするのは大変だということでなくしたという経緯もあると思う。まぁこれは私の想像の範囲だけれども。

 

地区みんなで払うお金つまり自治会費と呼ばれる会員費みたいなものは1年間で13,000円とのこと。
半期に一回6500円ずつ払っているとのこと。

 

まぁ、ざっとこんな感じの話を30分程度聞き、お開きとなった。

 

田舎の地区維持の現実

現実的に、自治会の行事などほぼなりなっていないと思われる。
なぜかというと歳をとりすぎており、地区の世話焼きより自分の世話の方が大変だからと思う。
地区の役員もいろいろあるらしいが老人がめんどくさがってしないため、どんどん若い人がしていかなければまわらないのが現実だという。
私も5年後には自治会長が回ってくるらしい。でも女性だからどうなんだろうか??
まぁよくわからないが、この限界集落、いや通り越して消滅集落ではもう地区の維持もなにもかも、みんなギリギリの状態でやっているということ。
めんどうだがこの長老とやらがいるからこそ地区運営がうまくいっているのだと思う。
若者といっても60歳代のことを指すこの地区で、30歳代の私は何だろう??赤ちゃんか!?
このような田舎が日本にはたくさんあるのだろう。
このような変な風習だからこそ田舎から出て行きたいのは本当によくわかる。
働いてお金を稼いで、煩わしい近所付き合いがなければ都会の方がどんだけいいだろう。その意見には賛同できる。
こんな田舎かの昔からづづく風習など無くなって欲しいが、今のところこのコミュニティが壊れてしまうのも時間の問題だし、壊れてしまったら確実に田舎は消えてなくなる。
そうなったときこそチャンスと考えるかもうチャンスはないと考えるのか、それは自分次第だろう。

 

作成者: Haru

シングル百姓。 農業を初めて6年目、猟師見習い中。大分県竹田市の消滅集落で一軒家を借りてDIYリフォームし住んでいる。2人の娘、ネコ2匹と暮らしている。

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